>>八菅山一帯は、古くから神仏混淆(しんぶつこんこう)の信仰の聖地でした。古くは、役小角(えんのおづぬ)や行基(ぎょうき)の来山も伝わっています。また、源頼朝や足利尊氏・持氏による堂社建築や整備が行われたといわれています。
貞享4年(1687)に京都聖護院(きょうとしょうごいん)の直末寺(じきまつじ)となり、本山派修験の一拠点となりました。回峰修業(かいほうしゅぎょう)は、春と秋に、八菅山と大山の間の峰々で行われていました。
山内には七社権現(しちしゃごんげん)と別当光勝寺(べっとうこうしょうじ)の伽藍の他、五十余の院・坊がありましたが、明治時代の神仏分離令により光勝寺は廃され、七社権現は八菅神社と改称されました。
社叢林は神奈川県の天然記念物に指定され、豊かな植物相が見られます。
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