最優秀賞「にちじょう」映像制作チームOR→Pインタビュー  うらばなし3 ~はいゆう~

2019年2月、東京新宿の「そっちのルノアール」で行われた第2回愛川レッドカーペット ムービー部門 最優秀賞「にちじょう」の映像制作チームOR→Pのメンバー(写真右から、監督・脚本の土井克馬さん、代表の石山和史さん、松下美優さん、武田良輔さん)へのインタビュー。

OR→Pの結成からレギュラー玉寄さんとのご関係などをお聞きした、【うらばなし1】。続く【うらばなし2】では、「にちじょう」というストーリーが生まれたきっかけ、山十邸でのロケハン、「お試し住宅」という設定に至った経緯、タイトルやキャプションに張られた伏線など…監督・脚本の土井克馬さんのお話に、何度も唸らされたシュニン。今すぐにでも「にちじょう」を観返したい!という気持ちに駆られました!

その気持ちをグッと堪え、今回の【うらばなし3】のテーマは~はいゆう~ 「にちじょう」で客演された俳優の皆さんとのつながりから、ロケ当日の衣装合わせに関する爆笑エピソードなど、見どころ満載でお届けします!

【うらばなし3】を聞く前に是非観ていただきたい作品がコチラ!代表の石山和史さん監督のファイナリスト作品「愛を描く」です。土井さん演じる夫のシャツに注目してください。なぜかって…?~うらばなし3~を聞き進めてていけば分かりますよ~(笑)最優秀賞「にちじょう」出演・編集・撮影 石山和史プロフィール

「衣装で言えば…薄井さん(笑)」

「あれは盲点でした」

左から娘役の河西美季さん、お父さん役の薄井伸一さん、お母さん役の土屋直子さん、息子役のレギュラー玉寄さん

石山 お父さん役の薄井伸一さんは、僕達の事務所の大先輩です。OR→Pで初めてコンテストに応募した作品を、薄井さん主演で撮らせてもらって。その時からいつでも呼んでくれと言われて、協力してもらっています。
土井 お母さん役の土屋直子さんは、松下とのつながりで。
松下 一度舞台で共演した時、OR→Pの話をしたら、作品を観てくださって。是非使ってと言われました。
土井 プロフィール送ってきたから(笑)
松下 そうそう!マジ!?みたいな(笑)ラインで皆に送ったら、是非使おうって。
土井 タイミングも良かったね。
松下 撮影の3週間前ぐらいで。                                                                    土井 娘役の河西美季さん・・・ララちゃんって呼んでるんですけど、彼女は僕が事務所に所属していた時の同期で、誘った感じです。子役の古川あかりちゃんは歌をやっていて、僕の知り合いの歌手の生徒さん。今回子役が欲しくて、顔見知りだしお芝居にも興味があるようだったので声をかけました。

古川あかりさん

シュ 彼女はすごく可愛かったですね。
土井 大人はメロメロになりました。
石山 僕と松下は、あかりちゃんの父親と母親役なのに、もう役じゃないと。
松下 幸せだった(笑)
武田 カメラ持って追いかける、運動会のお父さんって感じで。
シュ あの子の役割って、すごく重要ですよね。
土井 そうですね。あかりちゃんは、その場でのお芝居の空気感に馴染めるところがあって、そこがまた良かった。いい味出してくれました。

シュ 玉寄さんの「不思議な話 ~Mysterious story~」も入れると5作品になるんですが、3日間でよく撮れたなと思いました。「にちじょう」の撮影当日、愛川町に来たのは何時頃だったんですか?
土井 東京を朝6時頃に出て8時頃愛川町に到着しました。
石山 基本的に、日が暮れるまでに撮り終えないといけないから、山十邸が使える午後5時がタイムリミットでした。
土井 午前中に石山さんの「愛を描く」を撮って。
石山 午前中は曇っていたのに、山十邸に入った瞬間に晴れやがった(笑)僕は箕輪耕地の輝いた稲穂を取りたかったのに!ずっーと曇り。
CD かわせみ大橋をバックにしたシーンは素敵でした。箕輪耕地は、松下さんの「ありふれた話。」でも使われてましたね。
石山 撮影の手間とか考えて、欲しい景色が被ったので、そこで撮影しようと。僕の作品は2時間ぐらいで撮りきって、山十邸へ向かいました。お昼はコンビニで買っといたウィダーインゼリーとか、片手間で。
石山 土井も大変でしたね。あの日は午前中に出演して、午後からは監督でしたから。
シュ 衣装は自分たちで用意したんですか?
土井 役者にイメージを伝えて何パターンか持ってきてもらって、当日衣装合わせをする感じでした。ララちゃんは下が広めの半パンだったんですけど、撮る度にパンツが見えそうになる(笑)すごく艶かしかったので変えてくださいと。家族よりそっちに目が行くみたいな(笑)あ、衣装で言えば・・・薄井さん(笑)
石山 あれは盲点でした。
土井 事前にイメージを伝えていなくて・・・僕が来ていた服を着てもらいました。
石山 実は、「愛を描く」の土井と、「にちじょう」の薄井さんの上の服は同じ(笑)

松下 薄井さん、私服がすごくお洒落で。当日もじゃらじゃらした感じで(笑)
石山 これ着てきたけど、いいのかなって。
土井 ミックジャガーみたいな。それ、父親像に合ってないからこれ着てくださいと。
石山 あれはやらかしたねー。
土井 でも、黒い服でもいいと思っていて。薄井さんが持ってきた服が合わなくても、自分の服があればいいやと。でもまさか、言ってないとは思わなかった(笑)
石山 逆に言っていると思い込んでいるところが(笑)
土井 「愛を描く」にしても、完成台本をララちゃんに送ったものと思い込んでいて、持ってきた台本が未完成のままで全然セリフ違うじゃんと。冷や汗かきました。
シュ セリフ合わせもロケで初めてした感じですか?
土井 そうですね。
石山 行ってドン!みたいな。
シュ 山十邸での撮影はどのぐらいかかったんですか。
石山 3時間ちょっとぐらいです。午後3時半には撮り終わりました。
武田 秋口で、陽の傾きもけっこう早かったので・・・
土井 てきぱきと撮りましたね。
石山 てきぱきしてたねー本当。                          

上の服が同じ…言われてみれば、、、あ、被ってる!普通に被ってた!驚愕の事実に思わず爆笑してしまったシュニン。当日のバタバタ感は、少し意外な感じがしました。メンバーのSNSであったかと思いますが「にちじょう」のクランクアップ後、山十邸で撮られた記念写真を拝見した時、皆さんの充実感に満ちた素敵な表情から、とてつもなく濃い1日ではなかったかと感じており、河西さんの艶めかしい衣装と言い、ロケ見学したかったな~!と少し残念に思いました(笑)

次回、【うらばなし4】のテーマは、~さつえい①~ かすかな違和感を残した冒頭のシーンから、徐々に違和感が大きくなっていく「ぜんじつ」のシーンまでをシーンごとにお聞きしていきます。土井さん独特の「オバケ👻」に対する思いから、ボツになったエピソードまで、盛りだくさんの内容です。

【うらばなし3】のインタビューをPDFファイル(or印刷して紙)でも広めよう!愛川町役場庁舎内にも掲示中!最優秀賞「にちじょう」映像制作チームOR→Pインタビューうらばなし3(PDF版)

「愛を描く」を観て、~うらばなし3~を聞いたら、「にちじょう」をもう1回観てお父さんのシャツのコンディションをチェック!

投稿者: aikawaredcarpet

神奈川県愛川町をロケ地とした動画コンテスト「第3回愛川レッドカーペット」の公式サイトです。

最優秀賞「にちじょう」映像制作チームOR→Pインタビュー  うらばなし3 ~はいゆう~」に13件のコメントがあります

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