ロケ地No.15【中津川】～広瀬河原付近～

＞＞田代運動公園付近からその上流に位置する広瀬河原。

半原方面を急流で経過した中津川が、緩い流れとなって「広い瀬」を成したため、砂石の堆積がすすみ、広い河原が形成されました。

遠方などからも多くのレジャー客が集い、賑わいをみせる人気スポットで、川の水も透きとおっています。

レジャー客で賑わう田代運動公園付近の河川敷から、少し上流へ、背丈ほどあるススキの茂みの中の一本道を進んでいくと…

一角に、神奈川県の絶滅危惧種のキク科の植物「カワラノギク」が生息しています。

かつての広瀬河原は、台風などによる洪水が発生すると、水が引いた後に出現する玉石河原に、カワラノギクが自生していましたが、ダムなどの施設ができ、洪水も少なくなると、カワラノギクの姿は見られなくなりました。

2006年から地元のNPO法人が中州を整備して、カワラノギクの種まきから、草取り、開花時の鑑賞会の開催や種取りなどの保護活動を行うようになり、綺麗な花がみられるようになりました。※カワラノギクの花は、例年10月下旬から11月初旬にかけて見頃を迎えます。

場所は、コチラから探してみよう。

※ロケ地No.15中津川は、ロケ地ご案内で紹介した流域に限らず、愛川町内の流域全てです。