優秀賞「TOO MATCH」制作者インタビュー Episode8 ~FUTURE~

1月に海老名のカフェレストラン「PUBLIE」で行われた、第2回愛川レッドカーペット【ムービー部門】優秀賞「TOO MATCH」監督の宮原拓也さんと脚本の岡戸優太さんへのインタビュー。今回のEpisode8で最終回!となりました。

制作チームについて語ったEpisode1【TEAM】、物語の生まれた背景を掘り下げたEpisode2【CONCEPT】、脚本岡戸さんをフィーチャーしたEpisode3【SCREENPLAY】、登場人物や役者さんについての爆笑エピソードが続いたEpisode4① /Episode4②【SHOOTING】、監督宮原さんの「こだわり」に深く迫ったEpisode5【EDITING】、優秀賞発表時の複雑な心境に触れたEpisode6【AWARD】、愛川レッドカーペットのプロデューサーCDが初めてコンテスト開催の思いを語ったEpisode7【REDCARPET】。

人見知りなシュニン。初めは緊張して小刻みに震えておりましたが、インタビューを進めるにつれ、とっても温厚な宮原さんと岡戸さんから語られた、魂をも揺さぶられるような濃厚な…腹を抱えて笑えるような爆笑な…そんなエピソードの数々にグイグイと前にしゃしゃり出てしゃべり始めます。そして前回、身内であるプロデューサーのCDから語られた本コンテスト立ち上げへの思い…それに反応する宮原さん、岡戸さんの楽しげな表情とくれば、別の意味で震えが止まらなくなるほどの興奮も覚えたシュニン。覚えたてのエスプレッソを何とか飲み干し、気持ちを落ち着かせてPUBLIEの時計を見たら、はや2時間50分程が経過しておりました。

楽しい時間はあっという間に過ぎるのは世の定め。最終回のEpisode8【FUTURE】は、監督宮原拓也と脚本岡戸優太の「将来」についてお話を伺いました。3時間のインタビューもこれで本当に最後!最後まで飛び出す名言の数々…さらには宮原さんが口火を切った「愛川レッドカーペット」の将来!話は第3回愛川レッドカーペット募集要項まで語られてしまうのか?色々と気になる年度末の更新を、最後までお見逃しなく!シュニンはこのインタビューで、KAAT神奈川芸術劇場へ行きました!

今、すごく気になるのが、第3回の愛川レッドカーペット

宮原 今、すごく気になるのが、第3回の愛川レッドカーペットです。今回ぶっ飛んだじゃないですか。PR動画に軸を置かずに、クリエイターと愛川町をつなげるっていう魂胆があったって思いをお聞きして、なるどなって思いました。
シュ 確かに、PR動画募集のコンテストとは一線を画しました。
宮原 クリエイターと愛川町がつながることが、実は愛川町の強いPRになりますよね。
クリエイターにとって面白そうと思えるコンテストになっていくことで、もっとたくさんのクリエイターが愛川町に目を向ける。作品の層が厚くなれば、愛川レッドカーペットはめちゃくちゃ面白くなるだろうなって。

↓2018年、クリエイターと愛川町がつながった好事例

岡戸 最優秀賞の映像制作チームOR→Pさんも、今回からの参加ですよね。ああいうたくさんの作品を作っているチームも呼び込めたことで、コンテスト全体の底上げができているなって思いました。
CD
基本、やっていることは変わらないんですよね。クオリティが明らかに上がっているのは、どうしてか分からないんですけど、次やればまた上がるんだろうな、面白いじゃんと。

シュ お二人の次の活動も気になります。私、お二人は学生時代からの友人だって思ってました。
宮原
いやいや、本当に短いです。去年の3月に初めましてーって感じで。
岡戸 でも、撮影現場で宮原君に丸投げできたのも、感覚が信用できると思っていたからです。感覚的なことを言ってもちゃんと酌んでくれる感じがしたので、一緒にやりたいと。もちろんこれからもやっていきたいと。
宮原
自分たちには色々なバックグラウンドがあって、今回は映像という枠だったんですけど、別の枠もあって。
岡戸
3月に、神奈川県主催の「神奈川かもめ「短編演劇」フェスティバル2019」という演劇フェスティバルがあるんですけど、僕の劇団(21g座)が団体として選ばれ、短編のお芝居(岡戸さん作・演出『永世迷人』)ができることになったんです。そこで宮原君にも協力していただく感じです。演劇もやりたいなって思いもあるので、それもやりつつ、映像もやれたらいいなって思っています。

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宮原 みんなが何かしらやりたいことをする土台というか、やる連盟みたいな。
シュ 自分の作りたいモノがある時は相手に協力してもらい、相手が作りたいモノがあるときは自分が協力する、そんな関係性なんですね。
宮原 定期的な緩やかなつながり。そこから化学反応が生まれるのかなって
思っています。

(21g座の『永世迷人』は、3月23日・24日にKAAT神奈川芸術劇場にて公演。24日の公開審査会の結果、フェスティバル大賞は惜しくも逃しましたが、観劇したシュニンには、TOO MATCHとは一味も二味も違う作風ながらコメディの要素もあり、新鮮な舞台でした!)

シュ
最後に、クリエイターとしての今後の目標を教えてください。
宮原
4月から、映像の専門学校に通おうと思っています。映画を撮るための環境や、人脈を作るために。とはいえ会社もあるで、二足のわらじでめちゃめちゃ厳しいんですけど。今年は自分に負荷をかけながら違う作品も撮りたいなって思っています。新しい挑戦をしたいです。
岡戸
僕はやっぱり書きたいなって。物語を作りたいという気持ちが強くて、小説にも挑戦したいという気持ちもあります。宮原君と出会って、新しく映像を作る土台ができたみたいに、人脈も広げたい。働きつつ、人脈も広げつつ…自分が面白いなって思える活動を続けられたらと思います。

CD 二人とも素晴らしい。運営事務局も、皆さんの活動を陰ながら応援したい。とか言ってまた愛川町で1本撮ってよって頼むかもしれないけど(笑)。
宮原 是非!ラーメン食べるついでに(笑)。
岡戸
主は隠國なんで(笑)
CD
いや~本当に今日は面白かった。お腹いっぱい。
宮原
自分たちもお腹いっぱいです。ラーメンで(笑)

今回のムービー部門で掲げた「愛川町のPR動画は求めておりません!」という言葉。事務局シュニンとして、このコンテストに対する深い信念はあったものの実は少し強すぎはしないかと募集中も様々な不安もありました。でも、今回の宮原さんの「クリエイターと愛川町がつながることが、実は愛川町の強いPRになる」という一言に、救われました!多くのクリエイターの方々とつながれたのは、愛川町の財産ですし、今後もこうした「つながり」を大切にしていきたいと改めて感じました。

宮原さん・岡戸さん!今回は、お忙しいところインタビューに応じていただき、誠にありがとうございました!運営事務局として、とても刺激的な3時間でした。今後の活躍を祈りつつ、愛川町でもTOO MATCHファンは確実に増えてますので、お二人にはまた、愛川町で面白いモノを作っていただけないかなと、超期待しています!

さてさて、制作者インタビューはまだまだ続きます。最優秀賞「にちじょう」の制作者「映像制作チームOR→P」へのインタビューは、なんと1か月半以上前の2月8日(金)に終えています!こちらも、鋭意編集中で近日中には公開したいと思いますので、楽しみにしていてください!

映像制作OR→Pの皆さん(右から「にちじょう」の監督の土井克馬さん、チームの代表で、ファイナリスト作品「愛を描く」監督の石山和史さん、応募作品「ありふれた話。」監督の松下美優さん、ファイナリスト作品「なまでら」監督の武田良輔さん

Episode8のインタビューをPDFファイル(or印刷して紙)でも広めよう!愛川町役場庁舎内にも掲示中!優秀賞「TOO MATCH」制作者インタビューEpisode8(PDF版)

ここまで来てま…というか、観ようよここまできたら

優秀賞「TOO MATCH」制作者インタビュー Episode7 ~REDCARPET~

1月に海老名のカフェレストラン「PUBLIE」で行われた、第2回愛川レッドカーペット【ムービー部門】優秀賞「TOO MATCH」監督の宮原拓也さんと脚本の岡戸優太さんへのインタビュー。制作チームの話から始まったEpisode1、物語が生まれた背景を掘り下げたEpisode2、脚本岡戸さんをフィーチャーしたEpisode3、登場人物や役者の爆笑エピソードがの嵐だったEpisode4① /Episode4②、監督宮原さんのこだわりに迫ったEpisode5、受賞発表時の複雑な心境を初めて語ったEpisode6。時いよいよフィナーレまで残り2回。予告通り、愛川レッドカーペットのプロデューサーCDが、このコンテストに込めた自身の思いを語ります。CDの話を聞いた二人は、改めて愛川レッドカーペットを振り返ります。もうそれは、運営事務局冥利に尽きる、素晴らしい言葉の連続でした!!

そんなEpisode7のはじまりは、ロケ地である小沢バス待合所に関するとっておきのエピソードから。このお店に出会わなければ、果たしてTOO MATCHは誕生しなかった!?

監督の宮原拓也さん(右)と岡戸優太さん(左)

まんまとやってきて、まんまと作って、やられたなって

シュ ロケ地以外で、印象に残ったスポットはありましたか?
宮原 ラーメン屋さんです。
シュ あ!麺工房 隠國(こもりく)

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3月上旬、シュニンが初めて隠國に行き、頼んだ塩ラーメン。あっさりした味が印象的だった。

岡戸 ロケハンでバス待合所を見つけられたのも、隠國で食べようってなったからなんです。
シュ 相模川側から行く隠國に行く途中、バス待合所がありますね!
宮原 ちょっと待って、ちょっと待ってって(笑)とりあえず、ラーメン食べようと。その後、もう1回行ったんですよ。
シュ 偶然ですね。ラーメン好きが生んだ。
宮原 ラーメン好きが生んだ(笑)
岡戸 スペシャルサンクスでシュニンの下に隠國も入れようかぐらいの(笑)
シュ 当然ロケの日も?
宮原 隠國のすぐ近くに車置かせてもらって。
岡戸 隠國行くかロケ行くかみたいな(笑)
宮原 スケジュールに隠國って入れてましたから(笑)

CD そろそろクライマックスに向けて、僕自身の話をします。2016年に愛川町に来たんです。シティプロモーションの強化という特命を受け、仕事を始めました。愛川町の一番の課題は、知名度が低いということで、宮ヶ瀬ダムはあるんだけど、町の名前はほとんど知られていない。そうした現状があって、シティプロモーションの色々な目的を全部ぶち込んだのが、愛川レッドカーペットだったんです。その目的の一つを言うと、指定ロケ地を何か所も選んだのは、町のPRをしようと思ったからです。
宮原 やっぱそれだ(笑)
岡戸 やっぱそうですよね(笑)ロケハンの話に戻しますけど、回ってみて、すごくコンテンツが高い町だなって思いました。ダムもあれば、広い公園も、滝もあって。
CD 二つ目の目的はターゲットです。今、全国の自治体が力を入れている「移住」を前提にすると、メインのターゲットは子育て世代です。僕はそこで、ちょっと頑張ればテレワークもできるし、クリエイターを呼びたいなと思った。クリエイターが、ここいいとこじゃんと、そういうイメージがある町にしたかったんです。愛川町がクリエイターと、一緒に有名になろうぜって言ったのはそういうことなんです。
宮原 なるほど。

CD 愛川町に来たとき、あまりクリエイティブな町じゃないなっていう印象があったんです。でも、山十邸もそうだけど、宮大工が建てた立派な寺もいくつかある。撚糸業が盛んだった歴史もあって、あの織物会社だって、県内唯一の織物会社でブランドにもたくさん卸している。もしかして、器用な人がたくさんいるんじゃないかって思った時、言葉や理屈じゃなくて、クリエイターぽい気質を持った町の人と、クリエイターとの心が通い合う接点というか、つなげたいという気持ちがありました。これからも、この町でクリエイターに出会いたいという思いがあります。

シュ 今の話も含め、愛川レッドカーペットを振り返っていかがでしたか?
宮原 先ほど岡戸君も言ってましたが、運営側の熱意がちゃんと伝わってくるコンテストだなって思っていて。対外的な発信の仕方や、しっかりとしたフォローとか…コンテストとしての人格に好感が持てました。
岡戸 この中から選んでくださいという膨大なロケ地が、写真や動画付きで載っていて、膨らみそうな場所がたくさんあるって思いました。都内からでも車で来れば、日帰りで撮って帰れるし、そんな風に作るのも楽しいかもしれないなと。ロケハンで回ったら、さらにすごいなと。この場所を起点に物語が膨らむなって場所がたくさんある町だってなって。場所発信で物語が作れたのは、新感覚で面白かったです。今回は自分たちでロケ地を見つけた形になりましたけど、緑の中にぽつんとあるバス待合所は、都内では中々ありませんし。そんな中で、物語を1本作れたのは本当に面白かったです。運営事務局の魂胆にまんまと乗っかったなと(笑)
宮原 乗っかった(笑)まんまとやってきて、まんまと作って、やられたなって思いますけど、全体的に楽しくやらせていただきました。映像を作ろうとしていたのに、なぜか段々と愛川町の魅力にはまり込んでいくというか、美味しいラーメン屋さんも知れたし(笑)そこからバス待合所も知れた。映像を作る目的を超えて、自分の生活というか、人生の中で新しい発見があった。良い体験をいただいた時間だったなって思います。

プロデューサーCDの口から語られた、「町のPRをしてこの町にクリエイターを呼ぶ」という、第1回から一貫して続けてきた私たち運営事務局の戦闘スタイルでもある「魂胆」に、楽しく乗っていただき、ラーメン好きがきっかけとはいえ、私たちも気づかなかったロケ地まで発掘し、素晴らしい作品を作ってくれた制作チームの皆さん。正直…想像をはるかに超えていました!

次回、インタビューのフィナーレを飾るEPISODE8のテーマは「FUTURE」。若き二人のクリエイターの将来について迫ります。最後の最後まで、目が離せません!

Episode7のインタビューをPDFファイル(or印刷して紙)でも広めよう!愛川町役場庁舎内にも掲示中!優秀賞「TOO MATCH」制作者インタビューEpisode7(PDF版)

ここまで来てまだまだまだまだまだまだまだ見ていない人のために

優秀賞「TOO MATCH」制作者インタビュー Episode6 ~AWARD~

1月に海老名のカフェレストラン「PUBLIE」で行われた、第2回愛川レッドカーペット【ムービー部門】優秀賞「TOO MATCH」監督の宮原拓也さんと脚本の岡戸優太さんへのインタビュー。制作チームの話から始まったEpisode1、物語が生まれた背景を掘り下げたEpisode2、脚本岡戸さんをフィーチャーしたEpisode3、登場人物や役者の爆笑エピソードがの嵐だったEpisode4① /Episode4②、監督宮原さんのこだわりに迫ったEpisode5…時に驚き、時に共鳴り、特に笑い…種々の感動を経ながら、「TOO MATCH」のバックグラウンドに迫ったシュニンとCD。改めて「TOO MATCH」の魅力に気づかされたところです。

さて、インタビューも一区切りがつき、Eposode6は、12月8日に開催された「優秀作品発表会」について伺っていきます。会場となった古民家山十邸の印象、優秀賞発表時の微妙な表情の裏に隠された複雑な思い、首にかけられたメダル??…ここでも、様々なエピソードがありましたので、余すことなくお伝えします!

監督の宮原拓也さん(右)と脚本の岡戸優太さん(左)

あの赤いカーペットはすごい。昔の日活映画に出てきそうな

シュ 応募作品は確認していたんですか?
宮原 めちゃめちゃ見てました。公式サイトに応募作品が貼り出される前から、ツイッターで検索して。
岡戸 「愛川 レッド」ぐらいでエゴサを繰り返して(笑)ある作品見たとき、これプロの犯行だろうとか思ってました。
宮原 プロきたーッていう反応(笑)なったなった。
CD そうした中、自分たちは行けるぜって思ってました?
宮原 行けるというよりか、行きたいなという思いがまずありました。
岡戸 選んでいただけるかどうかというところかなと。面白いモノができればいいかと思っていたんですけど、際どいセリフを使ったし。マッチングアプリという題材の温度感というのも、勝手なイメージですけど、自治体が主催している大会で伝わるのかなっていう感じ。

シュ 優秀作品発表会の感想をお聞きします。
宮原 まず、山十邸めちゃめちゃ雰囲気あるなと。あの赤いカーペットはすごい。昔の日活映画に出てきそうな雰囲気でかなり好きです(笑)
シュ 山十邸で撮影するとしたら、どんな感じの作品を撮りたいですか?
宮原 サブカル的なモノを撮りたいですね(笑)
シュ
時代物とか?
宮原 ですかね(笑)

シュ 発表された時、何となく、喜んでいないなって印象だったんですが・・・こんな顔されていて。

宮原 あれは難しいんです。岡戸君も言ってましたが、TOO MATCHって諸刃の剣じゃないですか。選外もあり得ると思っていて…もちろん最優秀賞を狙っていましたが、審査員の顔がドン!て出た時、ヤバイなって話してました(笑)。
岡戸 町長とか。教育長とか。
宮原 それで、優秀賞TOO MATCHって来たから、変な安心感と最優秀賞も取りたかったなって複雑な気持ち。最初嬉しいけど、お!あぁ~みたいな。
シュ 複雑だったんですね。
宮原 チームの中ではゼロか100かだったんで。セリフでひっかかって、ゼロになるかどちらかだろうと。
シュ それが、50だったということですね(笑)
宮原 50があったのかって(笑)逆に、愛川レッドカーペットの器の大きさを感じました。

CD 首にメダルをかけた演出は?あれ、ウケませんでした?
宮原
あれは…なんだこれって思いました(笑)
CD 去年はどら焼きだけだったんです。評判が良かったんで、どら焼きは継続で。予算的にカンバッチだったら作れますってシュニンが調べて。それだけじゃつまらないからメダルってことにしようぜって。
シュ 発想がクリエイティブ過ぎますよね(笑)
CD ストラップはシルクなんですよ。町内にあるネクタイ生地を製造する織物会社から仕入れた高級品。
宮原 確かに、肌ざわりがめっちゃ良かった(笑)自分は、ロゴマークの赤いカチンコが欲しかったです。赤いカチンコってあまり見ないじゃないですか。
岡戸 愛川レッドカーペットの象徴的なグッズとしては、嬉しいと思いますね。 

シュ 岡戸さんは大学時代に演劇フェスティバルに参加したことがあったそうですが、その時と比べていかがでしたか。
岡戸 なんか僕、その時から優秀賞になりがちだったというか…最優秀賞を獲ったことが無いんです。だから、僕の今までを知っているメンバーもいましたので、まただという雰囲気にもなって(笑)
シュ また優秀賞だと。
岡戸 僕、そういうのをすごく気にしているキャラなので、一生2番しか獲れないんじゃないかって(笑)

宮原 でも、発表会は思ったよりフォーマルでしたね。
岡戸 運営側のかける気持ちが強いんだなって思いました。発表会に限らず、ツイッターもマメに更新されていましたし、ファイナリスト発表も動画だったりして。撮影する時も、たくさんフォローしてくれましたし、非常にしっかりしているというか、安心して参加することができました。
シュ
でも宮原さんと初めて電話で話したとき、何言ってんだこの人って思いました(笑)
宮原 シュニンは最初めちゃめちゃテンション低くて、塩対応な人だなと(笑)
岡戸 ややこしそうだなって感じですね(笑)
シュ でも、話が進んで上手くいきそうになって。ロケにも行きたかったんですよ!

発表会後の談笑タイム。運営事務局【DJ】(右端)と一緒に

ゼロか100か…そんな覚悟で優秀作品発表会にお越しいただいていたとは知る由もなかったシュニン。これまでのインタビューからもひしひしと感じていましたが、この作品に賭けた制作チームの、「TOO MATCH愛」に、畏まるばかりでした。運営事務局へのお褒めの言葉もいただき嬉しい限りです!赤いカチンコ…そろそろ段ボールじゃなくて、3Dプリンタとかで作れませんかねCD…

次回、EPISODE7のテーマはズバリ「REDCARPET」。インタビューも残すところ後2回。フィナーレに向け、いよいよプロデューサーのCDが愛川レッドカーペット誕生の核心について語ります。CDの話を聞いた二人の反応と、その後飛び出る名言にも注目です!

Episode6のインタビューをPDFファイル(or印刷して紙)でも広めよう!愛川町役場庁舎内にも掲示中!優秀賞「TOO MATCH」制作者インタビューEpisode6(PDF版)

ここまで来てまだまだまだまだまだまだ見ていない人のために

優秀賞「TOO MATCH」制作者インタビュー Episode5 ~EDITING~

1月に海老名のカフェレストラン「PUBLIE」で行われた、第2回愛川レッドカーペット【ムービー部門】優秀賞「TOO MATCH」監督の宮原拓也さんと脚本の岡戸優太さんへのインタビュー。制作チームの話から始まったEpisode1、物語が生まれた背景を掘り下げたEpisode2、脚本の岡戸さんをフィーチャーしたEpisode3、登場人物や役者に関する爆笑エピソードが続いたEpisode4① /Episode4②…いつの間にやら2時間経過。シュニンとCDからの容赦無い質問攻めに丁寧に答えるが故に、1度も休憩を取らずに、2時間ずっと話しっぱなしなお二人。頼んだドリンクは全て飲み干してしまいました。そんなことまで気が回らない、マユミばりのデリカシーの無さ!な運営事務局の2人。打ち解けてしまうとこんなもんです。

さぁさぁ、お待たせしました!Eposode5は、いよいよ監督の宮原拓也さんをフィーチャー!宮原さんのショートムービーへのこだわりから、全応募作品の中でも特に印象的だった「音楽」について掘り下げます!そこには、宮原さんのある❝ルーツ❞が、大きく関係していました! 宮原さんのプロフィールはコチラ優秀賞「TOO MATCH」/監督 宮原拓也プロフィール

監督の宮原拓也さん

自分のこだわりはリズムです。

CD 読後感としては、テレビドラマを見たような感覚で、すごくよくできてます。テンポ感がすごかった。
宮原 テンポ感ってロケ当日は見えなかったんです。いざ編集しようと画面で見たとき、ここ必要だなってつないでいったら、ああいうテ ンポ感になったというか。最初、普通につないでみたら尺は7分でした。そこから余計なものをそぎ落としていった感じです。
CD 予告編みたいなものもあれば見たいですね。それだけの深みがあります。

シュ 制作する上で、宮原さんがこだわっているところを教えてください。
宮原 自分は、脚本やストーリーテーリングが弱いんですが、岡戸君はそこがとても強くて、上手く強みを生かし合ってやりたいと思ってます。そこで自分がこだわりたいのはリズムです。自分には色々とルーツがあって、その一つが音楽をやっていたことなんです。バンドでドラムを演奏していたので、何事にもですけど、リズムが一番気になる。
CD そのせいかな、つなぎが上手いと思ったのは。
宮原 最後に弾みをつけさせるというか。理想は、血が通うぐらいのリズムを作りたい。具体的なリズムに限らず、間とかを作るのも好きで、そこも詰めたいと思います。そこですね、自分のこだわりはリズムです。

シュ 「TOO MATCH」は、音楽にもすごくこだわってますね。
宮原 音楽は自分のモチベーションになっているところがあって、自分の好きな音楽を入れないとテンションが上がらない(笑)今回も、エンディング曲の「SUNNY DAYS」を最初から決めていて。
岡戸 そうそう。あの曲が最初に決まっていた。
宮原 シーンとなった後に、どういう音楽が流れるのかなって考えていたら、ああいうワーッて感じに。

岡戸 あれいいです。ワーッて終わってくれるから、気まずいオチなんだけど、どんよりせずに終われる。
宮原 曲名も「SUNNY DAYS」でポップでいいなって。

シュ マユミの登場シーンから流れる「THIS COUNTRY IS TORTURE」も、ドラムのビートが心地良くて、「よっ」てセリフがラップみたいに聞こえました。
宮原 劇中曲に関してはずっと考えていました。あまりドラマチックにしてもダメですし、強すぎるのもオーバーになるかなと思って。なんか、すごくシュールな感じがいいなって、あれになりました。グルーヴィーというか、テンポが良くて、あの曲で組み立てていきました。

シュ この曲に決めたのはいつですか?
宮原 編集の時です。音楽に絵をはめてみたら、シュールだなって。
岡戸 そういう音楽的な感覚は、全部宮原君に任せていましたね。

宮原 音楽は楽しいんですけど、めっちゃ苦労しましたね。
岡戸 最初の曲でしょ?
シュ アイが登場するシーンで流れた?
宮原 カズヒデがロマンチックになるシーンです。曲名も…
岡戸 「SUMMER OF LOVE」(笑)
宮原 ぴったりだなと。曲調もメローで、童貞の女性に対する浮遊感みたいなのがあって、すごくいいなと思いました。

シュ 苦労したところは?
宮原 あの雰囲気の曲を、どこで入れて、どこで切るかって、試行錯誤でした。
岡戸 マユミのセリフでカットアウトするか、そこからにゃおぉぉぉっフェードアウトしていくのかとか。
宮原 そこはめっちゃやったよね。
岡戸 絵は宮原君がいじって、音はMAの松隈さんが調整して…すごいなと。
シュ タイミングですね。

岡戸 絵をもうワンフレーム早く切るから、そこから音入れてって…フレーム単位でやるんだって。
宮原 目の動きと手の動きとを、いかに曲とシンクロさせるというか、上手くダンスさせるかっていうのをすごく考えていて。
シュ 絵は変えられないから、音で調整するしかないということですか?
宮原 自分は逆。音に絵をいかに合わせていくかなんです。ここが一番使いたい部分なんだけど、音楽的にはここに入れ込まないといけないなとか。
シュ まず、音楽の流れを決めてしまうと。それじゃやっぱり、編集作業が一番楽しかったんじゃないですか?
宮原 楽しかったですね。

「TOO MATCH」が醸し出す「今っぽさ」。そこを語るうえで、作品のコンセプトや脚本と並び、絶対にはずせないのが「テンポ感」と「音楽」でした。宮原さんが語る言葉はとても明快で、「TOO MATCH」の最後のピースがはまったような、強い感動を覚えました。

制作についてのお話はここまで!次回、Episode6は、「AWARD」。昨年12月8日、古民家山十邸で行われた「優秀作品発表会」のエピソードをお聞きしていきます!発表の瞬間、シュニンがすごく気になっていたある事を聞くと、チームの複雑すぎる胸中が明らかに!

Episode5のインタビューをPDFファイル(or印刷して紙)でも広めよう!愛川町役場庁舎内にも掲示中!優秀賞「TOO MATCH」制作者インタビューEpisode5(PDF版)

ここまで来てまだまだ見ていない人のために

優秀賞「TOO MATCH」/監督 宮原拓也プロフィール

宮原 拓也(みやはら・たくや)

1992年生まれの26歳。東京都出身。
大学在学中は、本格的にバンド活動へ打ち込む一方、学園祭のPR動画や落語研究会関連の動画、アイドルのMVなどを制作。
本作「TOO MATCH」で初めて本格的なショートムービーを制作した。                         普段はブランディング系企業に勤める会社員で独身。好きな映画監督はエドガー・ライト。               趣味は川沿いを散歩することで、特に好きなのは目黒川沿い。中津川沿いの散歩も、割と早くしてみたい。